2018.02.22
2月12日「筋肉と骨 LIVE!! 2018 双子の姉妹の美術解剖学」セミナーが開催されました!
2月12日、弊社にて「筋肉と骨 LIVE!! 2018 双子の姉妹の美術解剖学」セミナーが開催されました。
海斗さんぷれぜんつ!2018年2回目の解剖学セミナー、そのテーマは「双子」、しかも一卵性!
・・・比べても差はあるのか?誰しも思ったでしょう!いざ確認れっつ解剖学!
モデルはお姉さんのManamiさんと妹さんのSawamiさんのお二人です。
お二人ともダンサーさんでして、ものすごくしなやかでかっこいい筋肉をお持ちです。
なんといいますか無駄がないといいますか、エヴァみたいな細いけど強い印象です。
さて、お二人を比較して最初に思ったのは、「結構違う」です。
ダンスの種類も違うそうですし、環境も違うでしょうし、キャラクターも違うでしょうし、その影響からか立位の違いといいますか、ただ立つだけでも各関節のフォームポジションがかなり異なります。
逆に言うと違うのはフォームポジションぐらいで、やはり体の各パーツの形状は相当似てますね・・・もちろん身長、胴、手、足、それぞれの長さはかなり似ています。
そこで気付きましたが、初めて「見比べられる」モデルさんのセットだと思いました。今までの比較は人種差だったり男女差だったり、「決定的に違う」組み合わせでしたので、そういうものだと思ってましたが、ここに来て本当の意味で、まさに言葉通り「見比べられる」組み合わせが来たな~という感じです。
そしてこの見比べられる感は結構感動モノでして、改めてフォームポジションや体裁きによる差は大きいですね~!と実感いたしました。
アニメで双子がそっくりなのはあれはないな・・・。
午前中は両者の違いを通して解剖学を勉強して行きます。
そして午後はスペシャルゲストてってれー!
古生物の復元画で著名な小田先生にちょこっと講義していただけました!
午後は10分ずつのクロッキーの時間がありましたが、写真のクロッキーはいずれも小田先生が描かれたものです。
10分!10分すよ!
いや~、すごいす・・・体のラインだけじゃなくて骨、筋肉つき、バランスも取れてるマジすごいす・・・
その後、小田先生のポイント解説が続きますが、非常に美術寄りのお話で大変為になりましたありがとうございます!
小田先生講義中、皆さん真剣です。
さてクロッキーは続きまして、モデルさん二人ポーズが続きます。
ご覧の通り引っ張り合っているんですが、芸術要素の強いダンサーさんなので何やら所作がアートですわ・・・
お姉さんイナバウアー状態、ダイナミックなポージングに海斗さんも思わず「すごいな・・・」の一言。
いやホントに表現が豊かです。
こちらはなんでしょ、無限のポーズみたく?胎児のポーズみたく?一卵性の姉妹の設定もあいまって、やたらに生命力を感じます。
午後はクロッキーの割合がいつもより多かった印象ですね、その後はお二人のダンスも見せていただいて、芸術表現の一助になればという感じですね!
お二人のダンスを見て思いましたが、背中の筋肉の表情が圧巻です・・・これで作品を作りたい!
でも止まっちゃうとちょっと違うんですよねー、やはりその瞬間の筋肉の張り、躍動感は動いていないと出ないと思います。
今回は体のパーツが同じお二人であったからこそ気付いたフォームポジションの違いが発見でしたね。
もちろん現物から得られる情報は違います、お勧めですよ!
次回は4月21日、内容はまだ未定ですが体系的な美術講座が始まりそうです。
これから美術解剖学を学び始める方にはビッグチャンスではないでしょうか!?
ぜひチェックしてくださいませ!